ネットワークに接続可能な体重計や血圧計が相次いで登場している。健康に関する各種の情報も、ネット上で管理できるようになる。どんな健康管理機器でも同じように通信できように、国際的な標準規格作りも進む。医療の価値観も、「病気ありき」から「健康な生活ありき」へと変わっていく。 ネットワークに接続できる体重計や血圧計は、エー・アンド・デイ、オムロンヘルスケア、タニタといった健康管理機器メーカーが開発・販売を始めている。これらの健康管理機器が発するデータを扱うための医療用パソコンやソフトなども、パナソニックや東芝などのIT機器メーカーが開発・販売している。 これらの機器を利用すると、一般家庭での健康管理が容易になる。例えば体重計や血圧計で計測したデータが毎日、近距離通信の仕組みであるBluetoothを使ってパソコンに送信される。データはパソコンで管理しても良いし、ネット上にあるサーバーで一元管理する
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