1つ目はHigh Scalabilityの記事「End-To-End Performance Study of Cloud Services」で公開されたベンチマーク。スイスの「Systems Group」が作成した資料が基になっています。 このベンチマークは、eコマース系WebサイトのベンチマークテストであるTPC-Wを基にしたベンチマークソフトをそれぞれのクラウドに用意し、その実行速度をAmazonクラウド上に構築したWebブラウザのエミュレーション環境による同時アクセスによって測定する、というもの。 結果は、Amazon S3とWindows Azureは9000EBs(Emulated Browsers)まで対応でき、Amazon RDSは3500EBsあたりで頭打ち。興味深いのはAmazon Simple DBの方が低い性能となっているところ。Google App Engineは
@IT > Insider.NET > 業務アプリInsider > 事例で学ぶWindows Azure実用ポイント > 業務システムでWindows Azureを使うための42の覚え書き 2010年1月4日のWindows Azure正式リリースに伴い、クラウド・プラットフォームWindows Azureに関する話題や実例も、より身近、より具体的になってきた。また、Windows Azure開発に関する情報の公開も活発になってきており、実際に開発を行う機が熟してきた感がある。そういった中で、実際に導入を判断するユーザーサイドに対する説明情報や、事例に関しては不足しており、「実際にどう始めたらよいのか?」「何がこれまでと異なるのか?」と思われている方も少なくないであろう。 そこで本稿では、業務システムをWindows Azureで運用することの可能性や事例および注意事項について説明する。
Microsoft.comやWindows Live、Windows Update、Bing、Windows Azure Platformなど、Microsoftは世界でも有数のデータセンターを運用している。しかし、その実態は、なかなか明らかにされてこなかった。PDC 09では、Microsoftでデータセンターの運用や研究を行っているMicrosoft Global Foundation Servicesのデータセンター リサーチ&エンジニア ディレクターのダニエル・コステロ氏の記者会見が行われた。 今回は、Microsoftのデータセンター戦略を見てみよう。 ■世界6カ所で運用されるWindows Azure PlatformのデータセンターWindows Azure Platformは、世界で6カ所のデータセンターで運用される。その中でもダブリンとシカゴは2009年にオープンした最新
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