旧統一教会問題、底なしの様相 岸田内閣、多難な再スタート 2022年08月10日20時25分 記者会見する岸田文雄首相=10日午後、首相官邸 岸田文雄首相が10日行った内閣改造・自民党役員人事は、骨格を維持しつつ重要課題には閣僚の続投や再登板で対応、党内各派のバランスにも配慮した「手堅い陣容」(同党ベテラン)となった。だが、政権を直撃した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題は底なしの様相を呈しており、払拭(ふっしょく)には程遠い。党内からは「内閣支持率は上がりそうにない」(閣僚経験者)と冷めた声が漏れる。 脱「旧統一教会」が重荷に 急ぐ内閣改造、はらむリスク ◇過去の関係は問わず 「社会的に問題が指摘されている団体との関係は、国民に疑念を持たれることがないよう十分に注意しなければならない」。首相は10日の記者会見で、旧統一教会への対応を自ら切り出した。 閣僚の人選に当たり、首相が最も神経
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