22日、総理大臣官邸の屋上に小型の無人機、ドローンが落下しているのが見つかった事件で、ドローンには小型カメラや放射性物質が含まれた容器に加え発炎筒のような物が2本取り付けられていたことが分かりました。 警視庁はドローンなどを専門の機関に持ち込んで詳しく分析することにしています。 警視庁によりますと、ドローンには小型カメラや液体の入ったプラスチックのような容器が取り付けられていて、容器からは放射線が検出されたほか、中には放射性物質のセシウムが含まれていましたが、ドローンにはさらに黒い発炎筒のような物が2本取り付けられていたことが分かりました。 長さは20センチほどでコードのような物が付いていて、警視庁がエックス線で検査したところ、爆発物でないことは確認されたということです。 警視庁は何者かが放射性物質の入った容器や発炎筒のような物をドローンに取り付けたうえで官邸の上空で意図的に飛ばした疑いが