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ブックマーク / id.fnshr.info (3)

  • 学術論文を書くときは Microsoft Word と LaTeX のどちらが効率的か?|Colorless Green Ideas

    実験内容 この研究で行われた実験では、学術論文の文書になっているものを被験者に提示し、それを Microsoft Word か LaTeX で再現するように求めている。 被験者は以下の4つのグループに分かれている。なお、初心者は使用経験が500時間以下の人を指し、熟練者は使用経験が1,000時間以上の人を指す。 Word の初心者 Word の熟練者 LaTeX の初心者 LaTeX の熟練者 各々の被験者には3種類の文書が与えられ、それぞれを30分で再現することが求められた。 単純な連続したテキスト 表を含むテキスト 数式を含むテキスト そして、被験者による再現は以下の3つの点で評価される。 正書法・文法上の誤りの数 フォーマット上の誤りの数 30分で入力した文章の量 結果 全般的に言えば、Word を使用した人の方が、LaTeX を使用した人に比べて誤りが少なく、入力した文章の量も多か

    学術論文を書くときは Microsoft Word と LaTeX のどちらが効率的か?|Colorless Green Ideas
  • 専門的な文章を読むには訓練が必要という当たり前だがあまり知られていないこと|Colorless Green Ideas

    専門家はお互いにとって理解しやすくするために、専門用語を使って文章を書く。こうした専門的な文章を理解するにはしっかりとした訓練が必要である。 はじめに 西日新聞のウェブサイトに掲載されたコラムに次のような文章があった。 ネット上に公開された大学などの論文にある「解釈的文脈」「モダリティ辞」「ディアスポラ」「語用論」って何? 高度な論文でなければ注目されず、不勉強と冷笑されもするだろうが、難解な言葉で自己陶酔する世界観が学術界に広がっていないだろうか。 来、研究は人、社会に役立つべきものと思うが、ネット上の論文には個人的な知的遊戯に浸っている物が少なからず散見される。 田端良成 (2014年3月23日)「STAP細胞をめぐる一連の大騒動」『西日新聞』 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/desk/article/77391 この指摘は妥当なものでない。研究

  • 杜子春―ポスドク編|Colorless Green Ideas

    無職の博士の前に現れた白衣を着た老人。老人は仙人ならぬ専任のようで、博士を助けるために手をさしのべる。その結末やいかに? 文 一 或春の日暮です。 とある大学の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。 若者は無職の博士といって、元はしっかりとした大学院で学位をとったものでしたが、学位取得後も職はなく、奨学金という名の借金ものしかかり、今はその日の暮しにも困る位、あわれな身分になっているのです。 「日は暮れるし、腹は減るし、その上もうどこへ行っても、雇ってくれる所はなさそうだし――こんな思いをして生きている位なら、いっそ走ってくる電車へでも身を投げて、死んでしまった方がましかも知れない」 博士はひとりさっきから、こんな取りとめもないことを思いめぐらしていたのです。 するとどこからやって来たか、突然彼の前へ足を止めた、白衣を着た老人があります。それが夕日の光を浴びて、大

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