「寝つきが悪い」「日中眠気を感じる」など睡眠に不満を持つ人がここ数年増えている。厚生労働省が行った2015年国民健康・栄養調査の結果によると、平均睡眠時間6時間未満の成人で、なんらかの睡眠障害を抱えている人の割合は7割近く。生活や仕事に及ぼす影響を考えると、単なる寝不足では片付けられなくなっている。 いまや3兆円ともいわれる睡眠関連市場で新たな需要の掘り起こしに取り組んでいるのが小林製薬だ。着目したのは、鼻呼吸を促すテープ。よくある鼻腔拡張テープではなく、口に貼ることで就寝中の口呼吸を防ぎ、いびきの音や口・のどの乾きを軽減できるという新商品が、2017年4月13日に発売される。
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