政府が6月中旬にも閣議決定する新たなIT(情報技術)戦略の概要が明らかになった。自治体が全国に設置している約20万基の信号機をNTTドコモなど国内通信4社に開放し、次世代通信規格「5G」の基地局として利用できるようにするのが柱だ。既存の設備を使うことで世界で競争の激しい5Gを低コストでスピードも早く普及させることができる。自治体は自動運転の実現や災害時の情報伝達などに利用する。信号機の5G利用
横浜大空襲の日の5月29日、市内各地で追悼式典やイベントが行われたが、足元のおぼつかない高齢者の姿がめだった。 横浜は三十数回の空襲に遭い、1万人近い市民が命を奪われた。なかでも1945年5月29日は、午前9時20分ごろから約1時間、米軍のB29爆撃機517機から約39万2千発の焼夷弾が投下され、市街が焦土と化した。 当時13歳の小野静枝さんは、中区山下町の横浜市立第一女子商業学校(戦後「市立横浜商業高校」、通称「Y校」に統合)の2年生で、学校で卓球をしていた。「B29が来るぞ」という教師の声に、慌てて卓球相手の友と学校を出た。敏捷な友は市電に飛び乗り、「どんなもんだい」と手を挙げてみせたが、それが最期になった。 ▽火の地図を描く不気味な液体 東横線大倉山の家に帰るため、東神奈川駅で電車の発車を待っていたら、爆音とともに電車が揺れる。飛び下りて防空壕を目指すが、壕内は人でいっぱい。振り返る
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