Emacsでは、ユーザーへ何がしかの情報をお知らせする領域として伝統的にエコーエリアが使われます。例えばコマンドを途中まで入力してしばらく待っているとエコーエリアに入力されたキーが出てきます。 他にも多くのアプリケーションがエコーエリアを使っています。 過去のPCのようにディスプレイの解像度が低ければ、エコーエリアでも十分機能していましたが、現代の広大なディスプレイにおいてエコーエリアはあまりにも小さくなりすぎました。 そして、エコーエリアは忙しすぎます。アプリケーションからはどんどん情報が送られてくる傍ら、ミニバッファとしてのお勤めも果さなければいけません。 多忙なエコーエリアですが、送られてくる情報は全て上書きされるようになっており、見ようと思ったら、すでに上書きされて*message*バッファ送りされてたりすることもしばしばです。 こういった話はEmacsコミュニティの中でも問題視さ