トマト缶やケチャップ、トマトピューレなどに使われる加工用のトマトは完熟したものを加工するため、生食用のトマトに比べて栄養豊富。 あの真っ赤な色はリコピン酸の赤で、加工用トマトは生食用に比べてリコピン酸を約2〜3倍も多く含んでいます。 リコピン酸には優れた抗酸化作用があり、βカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上とも言われています。ガンの予防やアレルギー反応の抑制にも効果があるそう。 また、最近になって、オーストラリアのアデレード大学の研究により、1日あたり25g以上のリコピン酸摂取が、総コレステロール値と悪玉コレステロール値の両方を下げる働きがあることを突き止めたのです。 2週間以上摂り続けた結果、総コレステロール値はおよそ7.55mg/dl(デシリットル)、悪玉コレステロール値はおよそ10.35 mg/dl下がったそう。もちろん、個人差はあるけれど期待が高まる数値ですよね。 ただし