三洋電機は、電動ハイブリッド自転車の電池が充電できる駐輪場「ソーラー駐輪場」を、3月、徳島県庁の敷地内にオープンする。 「ソーラー駐輪場」は、同県庁内にある既存の駐輪場の屋根に太陽電池を取り付けたもの。太陽光から発電した電気を蓄電システムに蓄えて、そこから電動アシスト自転車「eneloop bike(エネループ バイク)」のリチウムイオン電池へと電気を供給する仕組みになっている。蓄電システムにはAC電源も備えており、非常用電源としても使用できる。 同駐輪場には、出力210Wの「HIT太陽電池パネル」を3枚搭載し、年間発電量は約690kWh。「eneloop bike」も3台寄贈され、県庁の公用車として活用される。一般の人がeneloop bikeを持参し、バッテリーを充電するといった利用はできない。 三洋電機ではソーラー駐輪場を「化石燃料を一切使わない、完全独立型のクリーンなシステム」とし