帝国データバンクによると、液晶パネル製造装置メーカーのナカン(千葉市)は3月2日、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。負債は約114億円。 印刷機械製造で培った技術を液晶パネル製造装置に転用、台湾や韓国などの海外メーカーを中心に受注が増え、中国メーカーから携帯電話用パネル向け装置の大口受注があった2007年6月期には約233億円の売上高があった。 その後急速な景気低迷で中国企業からの大口案件が先送りされるなどし、08年6月期には売上高が約177億円に減少、研究開発費負担の増加などで最終赤字に陥ってた。その後も受注確保が困難になり、資金繰りが悪化していた。 同社下請け業者のオリジナル・プリンティング・マシンも民事再生法を申請した。
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