2本のクローズアップ現代 8月26日のNHKクローズアップ現代「グローバル・インフレ”の衝撃〜転換する世界経済 日本は〜」を見た。解説にはこうある。 去年8月のサブプライム・ショックから1年、世界経済は危機に直面している。住宅バブルの崩壊が引き超した信用不安が世界的な景気低迷・後退局面を招いた。一方、行き場を失ったマネーが商品市場に流れ込んだ結果、原油などの資源や穀物の価格が従来のレンジを大きく逸脱して高騰、世界は経験したことのない"新しいインフレ"に見舞われている。30年ぶりの世界的なインフレ、景気低迷・後退局面が同時進行し、スタグフレーションの懸念が広がっているだけに対応が難しい。中でも、安価な原材料を輸入し高価なハイテク製品を輸出してきた日本の危機はとりわけ深刻で、産業構造の転換が急務となっている。資源高で海外への所得移転が続き企業の利潤率は低下、労働者の賃金も下がり続けているからだ