2009/4/7の読売新聞の論点にて元陸将が田母神論文批判を書いていた。 だいたいこんな内容。 ●(田母神さんは)自衛官が命を捨てる国防の根拠を「侵略の過去を持たない良い日本の歴史」に求めているが、 交戦国は互いに異なった正義があるのは世界の常識で、日本の主張だけを正義とするのは客観性に欠いている。 ●自衛官の決意の前提(文のまま)を「良い日本の歴史」とするならば、歴史の評価が定まるまで 自衛官の国防の決意は存在しないことになろう。 ●今の日本を見れば、政治も道徳も決して良い日本とは言えない。それでは「良い日本」が存在しないから、 自衛官は命を捨てる国防の決意を持たないことになるのだろうか。 ●自衛官が国防を決意する根源は歴史でなくて、「自分の国は自分の手で守る。主権者には国防の義務がある」と言う 民主国家の原理であると信じている。 ●私も在職中に政治決定への反論を考えたことがある。だがそ