広島空港で起きたアシアナ航空機の事故から21日で1週間です。広島空港は運航が再開されましたが、施設が壊れた影響で欠航が相次いでいて、全国有数の観賞用のニシキゴイの養殖地として、輸出にも力を入れている広島県の業者は対応に追われています。 このため、全国有数の観賞用のニシキゴイの養殖地として知られる広島県の業者に影響が出ています。このうち広島市西区の養殖業者は、出荷するニシキゴイのおよそ80%をヨーロッパや東南アジアなどに輸出していて、ほぼ毎週、広島空港を利用しています。この業者は事故翌日の4月15日、ドイツ向けに予定していたおよそ330匹のニシキゴイの出荷を20日に延期しましたが、欠航の影響で再度延期しました。ニシキゴイは出荷後2日以内に到着するのが望ましく、船での輸出はできないということで、業者は関西空港や福岡空港からの輸出を検討するなど対応に追われています。 小西養鯉場の小西丈治社長は、