船橋市保健所は6日、同市本町7の飲食店「将泰庵DINER」で牛肉ハンバーグなどを食べた4グループ14人中7人(男性2人、女性5人)が下痢や腹痛、血便などの症状を訴え、うち7歳から20代までの男女5人が入院していると発表した。発症者の便から腸管出血性大腸菌O(オー)157が検出され、市保健所は同店の食事が原因の食中毒と断定し、同店を8日まで3日間の営業停止処分とした。 市保健所衛生指導課によると、発症者は8月26~28日、同店で「飲めるハンバーグ御膳」などハンバーグの定食を食べており、29日から順次症状を訴え始め、医療機関を受診したという。4日、市内の医療機関から市に腸管出血性大腸菌感染症の発生届が出された。同課は他に発症者がいないか調査を進めている。