志摩市商工会などでつくる「志摩100年構想実行委員会」(代表・柴原行正商工会常務理事)は27日、同市を拠点とする社会人サッカーチーム「フットボールクラブ伊勢志摩」(FC・伊勢志摩)を設立すると発表した。10年後のJリーグ参入を目指す。 同実行委は、JFAが掲げるJリーグ100年構想でのサッカーを通じた街づくりと、志摩市が推進している里海をいかした街づくりを合わせ、自然再生保全とスポーツ交流などで地域の活性化を図る。 クラブの代表には、1991年の全国高校サッカー選手権で四日市中央工業高が優勝した時のキャプテン・中田一三さん(39)を、名誉監督は元同校サッカー部監督の城雄士さん(72)(県サッカー協会顧問)に委嘱した。また、クラブアドバイザーには名古屋グランパスエイトなどで活躍した小倉隆史さん(39)を充てるなど、全国制覇時の四中工関係者が顔をそろえた。 この日、志摩市役所で行われた設立会見