蒲田戦記 作者: 佐佐木吉之助出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2001/11/18メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る佐佐木吉之助『蒲田戦記』 私と同世代に人はあまり知らないと思うが、バブルの頃一世を風靡したといわれる桃源社社長佐佐木吉之助氏の自伝である。 1987年、JR蒲田駅の国鉄跡地の払い下げの競売から端を発する一連の事件の話である。莫大な金額で落札した桃源社は、その後日本一の銀行と謳われた日本興業銀行、今でも勇名を馳せる鹿島建設、新井将孝元衆議院議員および橋本龍太郎元首相の筆頭秘書小林豊機をも相手にした泥沼の事件を相手にしていき、巨万の富を手に入れるはずが、銀行や鹿島、そして国の罠にはまり一挙に転落、逮捕されるまでに至る顛末を書いたもの。 JR蒲田駅は羽田に近いため、羽田湾岸との一体開発を狙っていた日本興業銀行、鹿島建設を
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