メディア・パブ: インターネットの危機説,中立性が崩壊するかもを読んで。 ブロードバンドによる急激なトラフィック増加で設備投資に追われる米国のテレコム事業者が、優先接続サービスの導入を画策しているという話があるようです。 最近、自分が話をする日本の通信事業者においても同じような悩みを良く聞くので、あまり他人事の話ではありません。 そもそも、インターネットの定額料金制というのは、ADSLの普及と共に今や当たり前の料金システムになりましたが、ISPサービスを提供する通信事業者からすると結構困った制度です。 なにしろ、足回りが昔のISDNの128kbpsから8Mbpsとか45Mbpsとか100Mbpsとかに激増しているにもかかわらず、いわゆるNiftyやBiglobeのようなISP事業者に利用者が支払っている料金というのはほとんど増えていません。 もちろんバックボーンの設備コストというのも下がっ