近年ではSNSで同好の士と簡単に集まることが可能となったなぜ首都圏のクルマ好きは、こぞって大黒PAや辰巳PAに集まるのか? 背景には、クルマ好きの草食化と、SNSの普及がある。 かつてクルマ好きは、箱根などのワインディングロードやサーキットに集まったものだが、現在は、それがスポーツカーであっても、飛ばすものではなく観賞したり雰囲気を楽しんだりするもの。さらには、同じメーカーや同じ車種を愛する同好の士と交わることが、至上のヨロコビになった。 そんな同好の士たちは、SNSで簡単に集まることができるようになった。 私は24年間フェラーリを乗り継いでいるが、かつては私のような庶民系フェラーリオーナーは、仲間を見つけるのに苦労した。しかし今は違う。簡単に好き者同士集まることができる。 大規模なオフ会に対応可能な全方位型の大黒PA 近年はあまり「オフ会」という呼び方はしなくなったが、いわゆるオフ会の会