山谷 剛史(やまや たけし):ライター 略歴 1976年生まれ。東京都出身。東京電機大学卒業後、SEとなるも、2002年より2020年まで中国雲南省昆明市を拠点とし、中国のIT事情(製品・WEBサービス・海賊版問題・独自技術・ネット検閲・コンテンツなど)をテーマに執筆する。日本のIT系メディア、経済系メディア、トレンド系メディアなどで連載記事や単発記事を執筆。著書に「中国のITは新型コロナウイルスにどのように反撃したのか?中国式災害対策技術読本」「中国のインターネット史:ワールドワイドウェブからの独立」(いずれも星海社新書)など。 中国の農村部でのDX(デジタル・トランスフォーメーション)事例が増えている。全体から見れば少ないものの、DX化を示す「数字農村」という言葉が繰り返し使われるようになった。農村のスマート化、DX化の根っこには2025年までに目指すアクションとして発表された「数字郷