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ブックマーク / www.rekishijin.com (5)

  • 朝ドラ『虎に翼』星航一が所属していた「総力戦研究所」とは? 日本の敗戦を予測した人々が抱えた罪の意識 | 歴史人

    朝ドラ『虎に翼』星航一が所属していた「総力戦研究所」とは? 日の敗戦を予測した人々が抱えた罪の意識 朝ドラ『虎に翼』外伝no.56 NHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』では第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」が放送中。寅子(演:伊藤沙莉)らが気になっていた星 航一(演:岡田将生)の謝罪の真意と、彼が「秘密です」と隠していた「戦時中にしていたこと」が遂に明かされた。今回は航一のモデルである三淵乾太郎さんも所属していた「総力戦研究所」がどういった組織であったかを解説する。 ■大日帝国の敗戦は開戦前に予測されていた 総力戦研究所は、昭和15年(1940)9月30日付で施行された勅令第648号「総力戦研究所管制」によって開設された、内閣総理大臣直轄の研究所である。 目的は、対アメリカを意識した国家総力戦に関する基的な調査・研究、そして若手のエリートに対して国家総力戦体制に向けた教育と訓

  • 朝ドラ『虎に翼』「第五福竜丸事件」とは何か? “アメリカ政府に賠償を求められない”原水爆被害への怒り | 歴史人

    朝ドラ『虎に翼』「第五福竜丸事件」とは何か? “アメリカ政府に賠償を求められない”原水爆被害への怒り 朝ドラ『虎に翼』外伝no.59 NHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』では第20週「稼ぎ男に繰り女?」が放送中。東京地方裁判所に異動した寅子(演:伊藤沙莉)は、「原爆裁判」に関わることになる。一方、山田轟法律事務所を訪ねてきた雲野六郎(演:塚地武雅)と岩居(演:趙 珉和)は、山田よね(演:土居志央梨)と轟太一(演:戸塚純貴)に“原爆被害の責任をアメリカに問えない”ことへの悔しさ、日政府に賠償を求めて起こす裁判の真意を語った。その中で言及された「第五福竜丸事件」の概要と、当時の日米関係について解説する。 ■計算が甘かった水爆実験の犠牲になった人々 広島と長崎に原子力爆弾が投下されてから9年後の昭和29年(1954)、日は再び核の脅威に曝されることになった。かの有名な 「第五福竜丸事件」である

    朝ドラ『虎に翼』「第五福竜丸事件」とは何か? “アメリカ政府に賠償を求められない”原水爆被害への怒り | 歴史人
  • 朝ドラ『虎に翼』が描く“性別適合手術”は史実に基づく? 1950年代に手術を受けた永井明子さんとは? | 歴史人

    朝ドラ『虎に翼』が描く“性別適合手術”は史実に基づく? 1950年代に手術を受けた永井明子さんとは? 朝ドラ『虎に翼』外伝no.60 NHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』では第21週「貞女は二夫に見えず?」が放送中。「永遠を誓わない愛」を試していた寅子(演:伊藤沙莉)と星 航一(演:岡田将生)の再婚問題と並行して描かれるのが、轟 太一(演:戸塚純貴)と遠藤時雄(演:和田正人)の同性愛だ。令和でも解決には至っていない夫婦別姓や同性愛に切り込む内容だが、8月21日放送回では「性転換手術を受けた」という人物が登場した。果たして、史実ではどうだったのだろうか? ■日初の性別適合手術はいつ? まず稿では、『虎に翼』作中で「性転換手術」と表現された内容について、日GI(性別不合)学会や日精神神経学会が正式名称と位置付ける「性別適合手術」という名称に統一させていただく。 8月21日の放送回で、轟の

  • 工事中に発見された高尾山古墳の謎 東西最古級の古墳から考える“東海勢力”が存在した可能性 | 歴史人

    列島に広く王権を広げて、やがて飛鳥時代・奈良時代へと発展していく大和王権に私たちは目が行きがちですが、古墳を造り始める3世紀の東日にも注目するべき遺跡があります。 ■道路工事現場から発見された高尾山古墳が示す古代史解明の可能性 日列島に国を開いた大和王権の履歴は、『古事記・日書紀』の主役ですから、わが国の古代史を研究するとき、どうしても近畿地方から西の地域が主体になる傾向にあります。 それは致し方ないことですしその研究は道ともいえますが、四国や北陸、東海・関東から東日の研究は、それぞれの地域では進んでいても体系的全国的にはあまり勢いを感じないような気がします。 しかしながら開発が進むと、どこにでも思いもしない大発見があるのが考古学の醍醐味です。最近の調査研究で、静岡県沼津市の道路工事現場から発見された全長約62mの高尾山(たかおさん)古墳に私は注目しています。 慢性的な渋滞解

    工事中に発見された高尾山古墳の謎 東西最古級の古墳から考える“東海勢力”が存在した可能性 | 歴史人
  • 朝ドラ『虎に翼』寅子が依頼人に避けられる本当の理由は? 結婚・出産しないと“非国民”の時代の生きづらさ | 歴史人

    NHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』では第7週「女の心はの目?」が放送中だ。昭和15年(1940)10月、主人公・猪爪寅子(演:伊藤沙莉)は修習を終えて正式に弁護士となったが、1年経ってもクライアントに弁護を断られてばかりで燻っている。その背景には「結婚・出産してこそお国の為になる」という国策や、長年培われた「結婚して一人前」という既成概念が存在していた。 寅子は一向に弁護を担当できず、勤め先である雲野法律事務所の雲野(演:塚地武雅)には「結婚前のご婦人には頼みたいのは弁護よりお酌だろうなあ」とまで言われる始末。山田よね(演:土居志央梨)は「ふざけるな」と憤るが、これが当時の社会通念だった。 昭和16年(1941)、寅子らの先輩・久保田聡子(演:小林涼子)が女性弁護士として初めて法廷に立つというニュースに沸いたが、それは純粋に彼女の能力が認められたわけではなかった。久保田が結婚・懐妊してお

    gwmp0000
    gwmp0000 2024/05/16
    "依頼人に嫌がられるのも単に「女性なんて信用できない」だけでなく「弁護が国策に反している未婚の女性弁護士なんて」がある 場合によっては裁判自体が不利に働く可能性も頭にあったのでは"
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