海をバックにピースする石川県志賀町の中川叶逢(なかがわ・かなと)くん5歳。 地震でやけどを負い、4日後に息を引き取りました。 岬さん: 「オムライスとかからあげとか好きでしたね。ママ作ったご飯おいしいって言って、すごく優しい子でした。なんで危険な状態なのに入院させてもらえなかったのかなというのはちょっとひっかかりますね。」 こう語るのは母親の岬さん。愛する息子を亡くした悲しみの中、つらい胸の内を語りました。 元日の夕方、志賀町の親戚の家で、石油ストーブで餅を焼いていた叶逢くんと岬さん。震度7の揺れが襲い、やかんの熱湯がかかり、叶逢くんは、おしりなどにやけどを負いました。 岬さん: 「ずぼんを脱がせたら皮膚がむけてるので、皮膚のちぎれたやつにぎりしめて『痛い、これなーに』って。水を出して冷やそうかなと思ったんですけど断水で出なくて」 すぐに救急車を呼びましたが断られ、車で病院を目指そうとする
能登で続いている群発地震。 珠洲市では12月に立て直したばかりの家を再び失った人がいます。 いつ地震が収束するのか見通しが立たない中、不安を抱えながら暮らす住民の思いを取材しました。 (珠洲市宝立町) 津波により大きな被害を受けた珠洲市宝立町。 沿岸部の住宅などが押し流されがれきの山となっているのが確認できます。 この場所で津波に遭遇したというタクシー運転手の濱塚喜久男さん。 地震がおきた当時、タクシーの後部座席に高齢の男性客を乗せていました。 大津波警報が出たためタクシーで高台へ避難しようとしますが… 濱塚さん「こっちは段差あっていけないでしょう、こっちも建物が崩れてどっちも行けなかったんですよね。タクシーをここへ入れたんですよ。通路のじゃまになるかと思って」 「ここ海岸近いでしょあわててお客さん連れて高台ににげたんです」 タクシーを乗り捨て乗せていた客と2人で400メートルほど先の高台
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