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歌田明弘とInternetに関するgyantaのブックマーク (8)

  • マスメディアの衰退を促進する判決?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    マスメディアよりもネットが自由に書ける 法的裏付けともいえる法律判断が出た。 この判決が確定すれば、 基的なメディア状況が変わるかもしれない。 ●表現の自由とプライバシーの侵害のどちらが気になる? 数年前に、田中真紀子元外相の娘のゴシップが「週刊文春」に出て、同誌の発売差し止め請求が行なわれるという事件があった。 表現の自由とプライバシーのどちらを重視するか新聞などでも意見が分かれたが、そのとき300人ぐらいの学生に、どう考えるか聞いてみた。 すると、圧倒的にプライバシー重視派が多かった。 ある男子学生が、「だって、自分のプライバシー、暴かれたらイヤだもんな」とぼそっと口にしていたが、この言葉がその理由を端的に示している。 日ではたいていの人は「表現の自由が脅かされる」という危機感が体験上あまりない。 しかし、報道被害やプライバシーの侵害については、実際の被害のあるなしにかかわらず、さ

  • グーグルゾンはやっぱり生まれる?――アマゾンや楽天に負けるGoogle | WIRED VISION

    グーグルゾンはやっぱり生まれる?――アマゾンや楽天に負けるGoogle 2008年4月14日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (2) (これまでの 歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」はこちら) ●アマゾン化するGoogle メディアの近未来を描いたEPIC2014というフラッシュ・ムービーが2004年に作られ話題になった。2008年にアマゾンとGoogleが合併してグーグルゾンという会社ができ、ネット・メディアの支配的地位を占めるというストーリーだった。日語の字幕付のバージョンもできている(このリンクをクリックすれば見ることができる)。 EPIC2014によれば、今年がまさにグーグルゾンができる年というわけだ。今年かどうかはともかくとして、これまで書いてきた成果報酬型のネット広告の発展ということからみても、Googleとアマゾンがひとつになるというのは、かならずしも荒唐無

    gyanta
    gyanta 2008/04/15
    楽天市場に参加している各ショップやアマゾンは、アフィリエイト・サイトからのアクセスがあった後、それを売り上げにつなげようと努力する。Googleは広告主には売り上げにつなげなければという切迫感が
  • ウェブが機能しなくなる危機が迫っている: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ウェブが機能しなくなるなどということは いまさら考えられない、と思うかもしれないが、 じつは、ウェブを壊すのはけっこう簡単かもしれない ●ウェブを破壊する方法 ネット広告の進展についてあれこれ見てまわっているうちに、恐ろしいことに気がついた。ウェブを機能させなくするのはけっこう簡単で、もしかするとすでにそうした方向に向けて少しずつ動いているのではないか。 ネットのツールを役に立たなくさせる所業は、すでにいろいろとある。迷惑メールを山のように送れば、メールが機能しなくなるし、最近は、ブログのトラックバックなどでもスパムが増えている。ちょっと注目度の高いブログなどでは、開設者がスパムを排除しなければ、内容に関係のない宣伝のためのトラックバックがずらっと並ぶ、ということになってしまう。 ウェブは、いうまでもなくリンクで成り立っている。リンクが機能しなくなれば、ウェブという構造物の最大の特徴がなく

  • ネット広告の近未来はどのようなものになる?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    「クリック課金型のネット広告はすでに絶頂期に達し、 衰退のきざしが見えてきた」と、 あるブログが書き、論争が起こった。 実際のところはどうなのだろう? ●クリック課金広告は多すぎて効果がない? インチキなネット広告のクリックによって、過大な広告費の請求がかなりの割合で起こっていると調査会社は言うが、グーグルは否定している。第三者の立場でグーグルを調査したニューヨーク大学の教授の(前回紹介した)報告書でもはっきりせず、過大な請求が行なわれているのではないかと疑う広告主の不信感を完全には払拭できない。 こうしたなか、スティーブ・ルーベルという広告マンのブログが論議を呼んだ。クリック課金広告は急成長を続けてきたが絶頂に達し、衰退に向かうきざしが出てきたというのだ。次の5つの理由を挙げてそう主張している。 ① 乱雑化。ルーベルは最近クルマを買ったが、購入にあたっては検索で情報を集めた。しかし、広告

    gyanta
    gyanta 2008/01/28
    購入やサービスの申し込みなど具体的な成果があったときにだけ支払う(ペイ・パー・アクション[PPA]広告と呼ばれている)広告へ移行しつつある。
  • ウィキペディアの常識と非・常識――「真実かどうか」は最重要ではない: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 ウィキペディアは、思った以上にまともに百科事典になろうとしている‥‥というと妙な言い方だけれど、みんなに適当に書いてもらっている、などということではなくて、きちんとした方法論をもとに、信頼性のある百科事典を作ろうとしている。 ウィキペディアには記事の執筆や編集にあたっての基方針がある。前回書いたように、中立的な観点で記述するとか、独自の研究は載せないといったことは、これまでの百科事典でも暗黙のルールとしてあった。ウィキペディアはさらに、信頼できるソースを示すという「検証可能性」を方針にしている。これは、リンクを使っ

  • ウィキスキャナーで撃退されるのは誰なのだろう?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ウィキペディアに書きこんだ人の情報がわかる ウィキスキャナーが話題になっている。 ネットとウィキペディアにどういう影響をもたらすだろうか。 ●ウィキスキャナー騒動 新聞社から電話がかかってきた。「ウィキスキャナー」についてどう思うか、とのことだった。 ウェブ上の百科事典ウィキペディアは誰でも書きこむことができる。多くの人が参加することで記述のグレードが上がっていく。ウィキペディアでは書きこんだ非登録利用者のコンピューター・アドレスを保存・公開しており、ウィキスキャナーという新しく開発されたツールを使えば、どの組織のネットワークから書きこんだかがわかる。個人を同定できるわけではないが、日も含めた各国で波紋を呼ぶには十分だった。 ライバル企業の製品の評判を落とす書きこみをする「愛社精神」あふれる社員があちこちの会社にいることがわかったし、対立関係にある政治家をおとしめる書きこみをしたお役人も

  • 日本のネットを活性化したもの: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    この10年、数々の事件が起こったが、 日のネットを活性化する共有体験となったのは何だったのか。 そう考えて思い浮かぶのは‥‥ ●ネットとリアルワールドの隔たり 連載が500回を超えた機会に、このところこれまでのネットの「歴史」を振り返っている。 前回は、ネットにつどう人びとが電話で突撃取 材する「電突(電凸)」の話を書いた。こういうことに対する一般の反応とネットのディープな住人の隔たりはかなり大きい。匿名の情報発信の功罪などについ ても同様だ。ネットのディープな住人のあいだでは、それなりに評価する声もある‥‥どころか、匿名の情報発信については、擁護する声が圧倒的に大きいだろ う。日のネットの発信者の多くが匿名なのだからそれは当然ともいえるが、ネットの外ではかならずしもそうではない。たとえば、学生などに、匿名の情報発 信についてどう思うかを聞けば、(ネットで熱心に情報発信をしている一部の

  • ネットはテレビをどう呑みこむのか?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    連載を大幅に改稿してアスキー新書で『ネットはテレビをどう呑みこむのか?という(右の)にしました。 内容を簡単に言えば、テレビがネット端末になって、ネットのコンテンツがテレビに溢れる、その過程のすったもんだ、とメディアの未来に関するです。 まえがきと目次を載せておきます。 ●まえがき――大きな変化を目の前にして テレビはネット端末になろうとしている。そうした時代には、どんなことが起こっているのだろうか。 「テレビがネット端末になろうとしてい る」といえば、若い世代を中心に、当然そうなるだろうなと思う人がいる一方で、そんなはずはないと反発する人もいるかもしれない。しかし、インターネット でテレビのコンテンツが配信されるということは、テレビ番組がネットのコンテンツのひとつになるということにほかならない。膨大なネットのコンテンツのひ とつになったテレビ番組は、当然ながら、現在のような地位を保

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