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bookとhistoryに関するgymnoのブックマーク (6)

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: Google Earth のような人類史「銃・病原菌・鉄」

    Google Earth が愉快なのは、バスケットボール大の地球を、文字通り「手玉に取る」ところ。数千キロをぐるりとまわし、見たいピンポイントをズーミング。バードビューからサテライトビューまで自由自在。 この感覚で人類史を解説したのが書。 数千~数万年単位の歴史を、猛スピードでさかのぼり、駆け下りる。大陸塊を横長・縦長で比較しようとする巨大視線を持つ一方で、たった16キロの海峡に経だれられた文化の断絶ポイントを示す。時間のスケールを自在にあやつり、Google Earth をグルグルまわす酩酊感と一緒。地球酔いしそうだ。 ■ 書のテーマとアプローチ 「東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊」のNo.1がこれ。 世界の富や権力は、なぜ現在あるような形で分配されてしまったのか? たとえば、なぜヨーロッパの人々がアフリカや南北アメリカ、オーストラリアを征服し、どうしてその

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: Google Earth のような人類史「銃・病原菌・鉄」
  • ヒトラーの陰で---もうひとつのアンネの日記:日経ビジネスオンライン

    こういったたぐいのは、日で原題を勝手に変えてしまうことが日常的に行われている。しかし、書は原題そのままのタイトルを採用している。原のサブタイトルは 「シュテファニー・ホーエンローエの生涯」となっている。 シュテファニーはウィーンの裕福な家庭に生まれた。幼児時代、乳母車で散歩していると、誰もがその可愛さに称賛を惜しまなかった。よちよち歩きをしても、いつも称賛を浴び続けた。 一介の弁護士の娘シュテファニー・リヒターは、長じて結婚によってプリンセスの称号を手に入れた。その正式名称はプリンセス・シュテファニー・フォン・ホーエンローエ・ヴァルデンブルク・シリングスフュルストという長ったらしいもの。シュテファニーはプリンセスの呼称を最大限に発揮して、ウィーン、ドイツ、ハンガリーの社交界の花形になった。その中に後のヒトラーのナチス政権要人に納まる人物が数人いた。 ある年、シュテファニーが、避暑先

    ヒトラーの陰で---もうひとつのアンネの日記:日経ビジネスオンライン
    gymno
    gymno 2007/06/08
    "「シュテファニー・ホーエンローエの生涯」"
  • ナチスが発明したものの一覧 : ロケスタ社長日記

    というわけで、ナチスの発明というを読みました。なかなか興味深いというか知らないことも多かったので、メモレベルにまとめてみます。 ■ナチスが発明したもの(書より) ・コンサート技術(今のPA技術) →ヒトラーの演説を屋外できちんと伝えるための装置技術 ・高速道路 →いわゆる「アウトバーン」。現在の高速道路のモデルとされている。1933年から建設が始まって戦争終了時には4000キロまで到達。ちなみに日の高速道路は1963年から建設を初めて現在約6000キロ。 ・オリンピック聖火リレー →ベルリンオリンピックの際に、盛り上げるためにナチスが考案。ちなみに記録映画も女性監督レニ・リーフェンシュタールにより、この時に初めて撮られ、のちのスポーツ記録映画に影響を与えた。 ・ジェット機 →ナチスが発明したわけではなさそうだが、初めて実用化に持って行ったのがナチスのジェット機。

  • 国際政治学の教科書 続 - 雪斎の随想録

    ■ 国際政治学の教科書には、そのサブ・カテゴリーとして、「各国政治史」がある。次のようなものがある。「教科書」は、「体裁の判りやすさ」と「必要な知識の提示」が両立していなければならないと思うけれども、この両立は、実は難しい。 ● アメリカ史 ① 斎藤真、『アメリカ政治外交史』(東京大学出版会) ② ジョージ・F・ケナン、『アメリカ外交50年』(有賀貞他訳、岩波現代文庫) ③ 村田晃嗣、『アメリカ外交』(講談社現代新書) ①は、この英訳書が米国で教科書として使われたという逸話を持つ書である。確かに、「簡にして要を得た書」というのは、こういう書のことをいう。 ②は、古典である。何も付言することはない。 ③は、最近のものでは、もっとも判りやすい書である。ウォルター・ラッセル・ミードとジョセフ・ナイの議論を下敷きにして、村田教授の味付けが為されている。 ● ロシア史 ① アダム・B・ウラム、『膨張

    国際政治学の教科書 続 - 雪斎の随想録
  • 『日本音楽の再発見』小泉文夫・團伊玖磨(平凡社ライブラリー) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「欧米の後を追いすぎる日」 1983年に急逝した小泉は「伝統音楽」に造詣が深い音楽学者だった。日はもちろんアジアやアラブ諸国の音楽を詳細に研究し、それまで常識だったクラシック音楽崇拝の風潮に大きな波紋を投げかけた。小泉の理論に影響された音楽家も数多く、坂龍一もそのひとりである。 團も2001年に鬼籍に入ってしまったが、童謡《ぞうさん》を作曲したのはこの人である。もちろん「ぞーさん、ぞーさん、おーはながながいのねー」はあくまでも團の“それ以外の作品”として紹介されるべきもので、オペラ《夕鶴》をはじめとした日の題材を軸とした魅力的な作品を多数創作したばかりか、『パイプのけむり』という随筆集の作家としてもよく知られている。 このふたりが明治維新このかた“西洋かぶれ”の状態にある日音楽界の状況を憂い、嘆き、日音楽の未来を語る対談集である。対談が行われたのはおそら

    『日本音楽の再発見』小泉文夫・團伊玖磨(平凡社ライブラリー) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    gymno
    gymno 2007/01/26
    "團は幼い頃ピアノの前に座って「ドとミの鍵盤を一緒に押した時に、なぜレの音が鳴らないのか」と考えたという。"
  • 好きなだけ検便容器を壊せばいい/藤原正彦と特攻の精神 | 性・宗教・メディア・倫理

    はじめに) 反近代。 論理より情緒。 民主主義より武士道。 家族→地域→郷土→国家への“愛” 世界からの尊敬への欲求、世界を導く日(の私)。 その全てがあった。 その時代の実相と結末を忘れ、「父」「母」の喪失を受容できない固着した想いという私情の産物を“国家”の名で包装した書籍が受け入れられる。(参照:新田次郎によろしく/『国家の品格』への道) その時代の結末が民衆に示したはずの教訓を忘れて、もうすぐ、“国と郷土を愛する”義務教育が始まろうとしている。 ******** 以下の冗長な私の文章にウンザリという方、つまらなそうだと感じた方へ。 書いている人が申すのも何ですが、読まなくて結構です。 『ねじ曲げられた桜』大貫恵美子著(岩波書店)定価4200円を読んでください。(⇒ライフログへ追加しておきました) 書店にお勤めの方は、『国家の品格』の平積みはトイレの個室に入れて置いて、『ねじ曲げ

    好きなだけ検便容器を壊せばいい/藤原正彦と特攻の精神 | 性・宗教・メディア・倫理
    gymno
    gymno 2006/05/21
    国家の品格批判。合理主義。
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