最近、国民生活を直撃するような異常気象がつづき、地球の異変が心配されている。それよりまして狂ったといえるのが日本の議会政治だ。10月に発覚した2つの問題を取り上げておく。 ひとつは22日に行われた衆院大阪9区の補欠選挙についてである。創価学会関係者の話によれば、自民党公認候補の運動のため延べ100万人の創価学会員が選挙区で事実上の個別訪問を行ったとのこと。選挙期間中に同選挙区にいる人の3人に1人は、創価学会員だったと地元の人は言っている。 連立政権のパートナーである自民党の新総裁・新首相の安倍さんに恥をかかせるわけにはいかない。しかも、9月22日、わざわざ創価学会の池田名誉会長を極秘に訪ね、1時間以上熱心にメモを取りながら話を拝聴し、大変な評価を受けたとのこと。国会で事実関係を質問された安倍首相は「そんな事実はない」と否定したが、嘘をついている可能性が強い。というのは、その件の報道は、