ケータイ小説狂騒曲、その後 『ケータイ小説はブンガクの夢を見るか?』2008年6月10日[評者]落合早苗 6月の新潮文庫のラインナップに、以前このコーナーで紹介した『いじわるペニス』(内藤みか著/新潮社)がある。縁あって、その解説を寄稿させていただいた。著者でもないのに、そわそわして書店店頭の文庫新刊台をチェックをしていると、同じ内藤みか氏による共著『LOVE※』(内藤みか・尾谷幸憲共著/講談社文庫) 、『恋空スペシャル・バージョン』(美嘉著/アスキー・メディアワークス魔法のiらんど文庫)が並んでいる。 『いじわるペニス』はコンテンツ課金モデルとして、『LOVE※』はlivedoorモバイルでの集客モデルとして、そして『恋空』は昨年のベストセラーを賑わせたコミュニティ発信モデルとして、それぞれ話題となった。よりイメージしやすく分類するなら、『いじわるペニス』は雑誌型、『LOVE※』はフリー
秋葉原で通り魔事件が起きた。 マス・メディアは、模倣犯が起きないように配慮して報道するべきだ。 一部のみじめな者たちが、殺人を実存的な美学としてイメージし、語り合う、流行のきっかけにならないようにしなければならない。 犯人を、ただの犯罪者以上でも以下でもなく、報道すること。 マレーシアとインドネシアで、アモックという「人生一発逆転気分の殺しまくり」が流行して、どうしようもなかったことがある。 そのとき、政府が淡々と犯人を死刑にし、ドブネズミの死骸のように、即物的に扱ったことによって、流行が収まったという。 犯人を、ひとかけらも、承認してはならない。 祝祭的なムードを一切かもしだすことなく、害獣の処理をするような、淡々とした態度が、政府や報道には必要だ。 しかし、マス・メディアは、祝祭的なムードで刺激を売って視聴率をあげ、紙を売る。 このさもしい商売が、模倣犯による被害者を生む。 大手メディ
痛いニュース(ノ∀`):【秋葉原通り魔】 「アニメなど2次元世界にしか興味がない」 加藤容疑者の素顔 …カラオケではアニソン、部屋には同人誌 はてなブックマーク - 痛いニュース(ノ∀`):【秋葉原通り魔】 「アニメなど2次元世界にしか興味がない」 加藤容疑者の素顔 …カラオケではアニソン、部屋には同人誌 この記事のブコメが「またオタク叩きですね、わかります」一色に染め上げられていくのは見るに耐えん。お前らは全然わかってない。 2008年06月10日 hagakurekakugo 犯罪, メディアリテラシー 彼はオタクだ。否定しようがない。しかしオタクが原因だとはどのマスコミも言っていない。どちらかというと、派遣や孤立が悪いという流れだ。被害妄想も大概にしろ。 テレビ・ネットをざっくり見て回った俺の感想がこれだ。マスコミはオタク叩きなんかしてねーって。実例を挙げよう。 クローズアップ200
スウェーデン発の台風が日本上陸間近だ。モード感の高いカジュアルウエアで世界を席巻している低価格衣料店チェーン「H&M」が9月、東京・銀座に日本第1号店を開く。この分野で世界最大の「GAP(ギャップ)」や、国内トップの「ユニクロ」も強敵視している相手だけに、日本のファッション流通の風向きを様変わりさせる破壊力を秘めている。 「H&M」は「Hennes&Mauritz(ヘネス・アンド・マウリッツ)」の略。1947年にスウェーデンのヴェステロースで創業した。既に60年を超える歴史を持ち、規模の面でも世界約30カ国・地域に約1500店舗を展開する、世界有数のファッションチェーンだ。 「GAP」や「ユニクロ」とどこが違うのかと思う人も多いだろう。実はかなり違う。 「H&M」は自社ブランドのコンセプト説明の中に、「ハイファッション」という言葉を明記している。「ハイファッション」とは、高価の意味ではなく
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く