神戸市の繁華街に見張っているような人の目元をアップにした写真を使ったユニークな看板が登場し、自転車の違法駐輪対策に効果を上げています。 この看板は神戸市が今月18日から、自転車の違法駐輪が多いJR三ノ宮駅前に試験的に設置したものです。 看板には見張っているような人の目元をアップにした写真が使われていて、高さおよそ1メートルと、およそ60センチの2つの種類があります。 デザインは兵庫県警科学捜査研究所の職員も協力して考案され、「見られている」と感じることで違法行為をためらう効果が期待できるということです。 写真のモデルになったのは市役所で違法駐輪の対策を担当する課の25歳の男性職員で、課の中で最も目の迫力、「目力」があるとして選ばれました。 市によりますと、看板を設置した地区はこれまで1日に50台ほどの違法駐輪がありましたが、看板が設置されてからは5台前後にまで減ったということです。 通りか