兵庫県立姫路商業高校の生徒が授業の一環で、ご当地グルメ「えきそば」を販売するまねき食品(姫路市北条北川原)と共同開発した同商品。商品開発や起業ファイナンスの授業を選択した3年生約70人が昨年5月から企画を始め、商品になるまで10カ月を要した。販売当日は、店前で生徒や先生が同パフェ販売を見守った。 200種類のアイデアの中から選ばれた同パフェは、「天ぷらえきそば」をスイーツで再現したもの。素揚げした和風だし風味のえきそばの麺に桜エビなどをトッピング。ネギに見立てて抹茶粉を使うなど、学生のアイデアが満載されている。同パフェは同店のみで取り扱う。 まねき食品の担当の廣重泰寛さんは「提案してもらった商品アイデアの中からパフェを選んだ。えきそばを若い世代の人に知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。開発に携わった生徒の一人、平松宣輝さんは「自分たちが作ったパフェを多くの人に食べてもらいたい」と