男前が電撃引退!! 阪神藤井彰人捕手(39)が今季限りで現役引退することが12日、分かった。体力面の不安などで引き際を悟り、ユニホームを脱ぐことを決意。近鉄、楽天でのプレーを経て阪神で5年間、奮闘した。球団内でコーチとして評価する声もあり、来季から就任する可能性も浮上した。今日13日にも西宮市内で引退会見に臨む。無我夢中で駆け抜けたプロ17年の歩みを日刊スポーツへのラストメッセージに込めた。最後まで捕手であり続けようとした「男前」が選び取った引き際とは…。 もう潮時なのかなと思っています。プロに入って17年も、ようできたなと。何年も前から、やめるときは「引退したい」という気持ちが心の中にずっとありました。体も変なところが痛くて、動けへんのも多少はある。その一方、まだやりたい自分がいるのも確か。でも、タイガースにお世話になって、タイガースでユニホームを脱がせてもらうのもいいかなと思います。