互いに牽制をくり返す北朝鮮とアメリカ。北朝鮮への核攻撃も検討されているこの状況を、アメリカ国民はどう見ているのか。最近、『「招待所」という名の収容所〜北朝鮮による拉致の真実』を発表した、ニューヨーク大学のロバート・ボイントン教授に聞くと、非常に残念な実態が明らかに……。 「無知」と「確信」が共存する国民性 世界市民主義(コスモポリタニズム)を標榜する我々アメリカ国民だが、国境の向こうに広がる世界については、ほとんど何も知らない者ばかりだ。とりわけ、アジアのような遠く離れた場所のことについては。 今年5月、ニューヨーク・タイムズが行った調査によると、地図上で北朝鮮の位置を正しく示すことができたのは、回答者のわずか3分の1ほどだった(なかにはトルクメニスタンの位置に丸印をつけた者もいたそうだ)。 さらにダメ押しとも言えるのが、8月に放送された深夜のトーク番組。 ハリウッド中心街を歩いていた人た
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