パンダのため息 老舗文芸出版社「パンダ舎」(仮名)で働いている「鞠小路まり」どすぇ。 出版ギョーカイ驚愕そして騒然の内幕暴露! もたまにあるかもよん。 でも、キホン的には読んでもためにならないよ〜んだ。
いま 「団塊」 についての本が続々と刊行されているみたいですね。 この世代がいままさにごそっと退職するという。 一方で、格差社会なんかとからめたりして 「ロストジェネレーション」 という世代も注目されています。 世代論といえば、 以前とある著名なノンフィクション作家S・Sさんと話していたときのこと。 あたしはあたしの世代の前後に意識の断層があることに気づいて、 得意げにその話を披露したのですが、 それを聞いたSさんがひとこと、 「鞠小路よ、どの世代もそういうものだよ」。 1年上とも1年下とも違和感があるのは当然だと。 そもそも太古の時代から、 大人ってのは「わかってくれない」ものだし、 「今どきの若い奴らは……」という接頭語は絶えることがなかった、と。 つまりは 「結論を世代のせいにするな。それではものを考える意味がない」 と。 それ以来あたしはこういうククリで考えることはやめにしました。
(その1から読む) 先日疑問を呈した、 自費出版刊行物が書店店頭に並ぶかどうかについて、ある書店員さんに伺いました。 「自費出版社の一部は、書店と1ヶ月限定で棚に各一冊並べる契約をしてるよ」 なるほど。 自費出版社の“全国の書店に並びます” というのはハッタリではなさそう。 でも、タダでは書店さんも置いてはくれないでしょ? 「タダ。でも、売れなかった分は1ヵ月後に出版社がすべて買い取ってくれる」 「えっ? 自社の本を買い取り? って定価で、ですか?」 「もちろん!」 いや〜ぁ、まさか“すべて買い取る”とは……予想外。 「本当にその出版社の本、全点並んでるんですか?」 「内容があまりに私的なものや、あまりに稚拙なものは除外していると営業マンは言っている。 けど、大半はひどいもんだから、きっと著者の出すギャラによるんじゃないの?」 「こういう方式を採らない自費出版社の場合はどうなんですか?」
パンダのため息 老舗文芸出版社「パンダ舎」(仮名)で働いている「鞠小路まり」どすぇ。 出版ギョーカイ驚愕そして騒然の内幕暴露! もたまにあるかもよん。 でも、キホン的には読んでもためにならないよ〜んだ。
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