*大河ドラマ「麒麟がくる」で松永久秀を怪演した吉田鋼太郎。「梟雄」松永久秀を人間味のある人物として演じ、新たなイメージを作りあげました。 【あらすじ】 松永久秀が2度目の反乱を起こしたと聞いて、織田信長は安土の天守で、久秀の人生を小姓の狩野又九郎に語り始めた。浅井長政の裏切りで皆が動揺する中、久秀は「神はいない・・・・仮にいたとしても、このような理不尽な神です。従うことはありませぬ。叛いてやりましょうぞ」と言って動揺を鎮めた。松永久秀という人物は、どのような生涯を経てその言葉を吐くに至ったのかを、信長は知りたいと切望した。その後久秀から、夜を徹して聞いた生涯を、又九郎に語り続ける。 久秀は阿波に戻ると三好家の家宰となり、元長の子長慶を支える。大和を支配し築城し、幼い日の思いを込めて多聞山城と名付けた。京の公家たちにも、武野紹鷗から学んだ茶の湯などを利用して交流を深め、三好家の家運復興に尽く
