ウォーキングは健康に良いとされる運動ですが、やり方によっては逆効果になることがあります。ここでは、毎日のウォーキングが逆効果になりうる理由と、その対策についてご紹介します。 長時間のウォーキングはコルチゾールが分泌されて良くないと言われています。 コルチゾールとは コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンで、一般的に「ストレスホルモン」として知られています。このホルモンは、ストレスに対する体の反応を調節し、エネルギーの供給、免疫機能の調整、血糖値の維持など、多くの重要な生理的役割を果たします。 コルチゾールの主な役割 ストレス応答 ストレスがかかると、脳の視床下部が副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)を分泌し、それが脳下垂体に作用して副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌を促します。ACTHが副腎に到達すると、コルチゾールが分泌されます。 コルチゾールはストレスに対処