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ブックマーク / ttchopper.blog.ocn.ne.jp (3)

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 日本人って集団主義なの?

    人は集団主義的である。 この言明は、だいたい事実だと思われていて、その一方でアメリカ人は個人主義的であり、西欧の多くの国の人たちも、やはり個人主義的であると言われる。 ぼくはこのことについて、ある程度のリアリティを感じつつも、程度の違いや分布の違いであり、そんな決定的な差として語るのは適切ではないと思ってきた。 また、実際、911直後のアメリカでの愛国の嵐は報道を通じてではあるけれど目の当たりにしたし、マッカーシズムの吹き荒れた頃には、反全体主義の名のもとに、集団主義的な行動が社会をしたのではないかとも感じてきた。 アメリカ人は個人主義ってういうけれど、ちょっとボタンを押してあげれば簡単に集団行動になっちゃうじゃないって。 けれど、書では、ぼくが感じてきたことをはるかに越えて、「日人は集団主義、アメリカ人は個人主義」というのが錯覚だという。 痛快だ。 まず、過去の日人論を論じ、日

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 0.1ミリと100万人

    ちまたで評判のを、やっと入手。 大変おもしろかったです。 分類が難しく(ぱっと見てすぐに分かる特徴に乏しい)、これまで放置されてきた、あるタイプの珪藻化石をひとりで分類に成功した若手研究者が、子どもたちにむけて研究の醍醐味を語る。 研究対象は「お休みケイソウ」とこのの中で述べられるキートケロス属。とはいっても、属名は重要なことではなくて、ほんの小さな微化石から広がって行く世界(科学的な知見も、著者の研究者人生も、そして、読者の知識も)が述べられるのがよい。 著者の研究者人生としては、だれも手をつけていなかったところに学生が挑み、パイオニアとして一線に立ち、そして、フィールドを遠く北極海にまで伸ばして行くのが、実に発散的。子どもには、「宇宙飛行士の体験談」に等しいくらいのインパクトを持つのではないか。 科学的知見の広がりとしては、微化石が時代を特定する示準化石として役立ったり、当時の地球

    h-hirai
    h-hirai 2009/05/26
    0.1ミリのタイムマシン―地球の過去と未来が化石から見えてくる (くもんジュニアサイエンス)/アメリカの数のえほん―100万ってどれくらい? (アメリカの数のえほん)
  • リヴァイアさん、日々のわざ: うわっ、ゲーム脳の講演会!(2006.2.8追記)

    息子が学校から持ち帰ってきた。びっくり。そういうことだったのか。区の主催で、ゲーム脳講演会。3月6日午前10時。場所は世田谷区民会館。健康づくり課が窓口になって、教育委員会も共催。脱力……。仕方ないので、さっそく教育委員会に手紙を書いた。 ○○小学校に息子を通わせている者です。川端裕人と申します。 最近、保護者会にて「ゲーム脳」について注意を喚起する資料が配られました。また、日、「ゲーム脳の恐怖」の著者である、森昭雄氏の講演が教育委員会の共催で開催されるとのちらしを息子が学校から持ち帰りました。 わたしは、文筆を生業としており、科学系のノンフィクションおよび小説も多く書いて参りました。また大学では科学哲学を専攻し、科学と擬似科学の関係にも常々興味を持っております。したがって、「ゲーム脳の恐怖」が出版されて以来、議論されてきたことについて注目をしてまいりました。 今回、このように世田

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