高齢者へのワクチン接種が始まっています。今後、7割以上の接種率を達成することができれば、重症化する患者が減少するばかりか、高齢者施設やデイサービスにおける集団免疫(接種していない人も感染から守られる状態)も期待できます。 それぞれの市町村において、全力でワクチン接種が進められていると思います。ただ、いくつかの接種会場でお手伝いをさせていただき、また高齢者の診療をしてきた医師の視点から感じるところもありました。 いろいろな事情があって、いまの体制をとっておられると思います。ただ、外からみた気づきが役立つこともあるでしょう。そこで、僭越ながら5つほどヒントをお伝えしたいと思います。参考としていただけるものが、少しでもあれば幸いです。 その1 高齢世帯のサポート高齢者へとワクチン接種の案内が郵送されています。私の外来に通院している高齢者の方々も、嬉しそうに、あるいは戸惑ったように、接種券が入った
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