ホルムズ海峡で損傷を受けた商船三井の原油タンカーについて、前原誠司国土交通相は6日の閣議後会見でテロの可能性に触れ、「我が国の海上輸送の脅威となる可能性がある」として、他省庁とも連携して原因究明を進めることを明らかにした。 「テロ攻撃」とする報道がアラブ首長国連邦(UAE)からあったことを受け、前原国交相は「外交ルートを通じてUAE当局に事実関係の確認をするよう指示した」と述べた。その上で、「我が国の原油の8割以上が(同海峡を)通ってきている」として、「国際機関、他国と協力するなかで犯人の逮捕につなげていきたい」と強調した。 国交省はUAEの在ドバイ総領事館を通じて、タンカーの損傷部から付着物のサンプルを採取。週明けにも分析を始める。一方、原因調査を独自にコンサルタント会社に委託した商船三井は、「調査はまだしばらくかかる」としている。原因の特定につながるような情報は「まだない」という。
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
商船三井の大型原油タンカー「M・STAR」。右舷につるされていた救命艇がなくなっている=2010年7月29日、商船三井提供 商船三井の大型原油タンカー「M・STAR」。右舷アッパーデッキに入る扉が爆風で内側に開き、壁がはがれて船内に散乱している=2010年7月29日、商船三井提供 ペルシャ湾とオマーン湾の間にあるホルムズ海峡で28日未明、商船三井(東京都港区)の大型原油タンカー「M・STAR」(マーシャル諸島船籍、約16万トン)の船体後部に起きた爆発事故で、商船三井は29日、「原因が異常な波」と海外メディアなどが報じたことについて、「アッパーデッキに入るドアが破損しているが、周囲はぬれていない。波が原因とは考えにくい」と述べた。 同社が公開した写真では、右舷の救命艇が係留場所からなくなっている。ドア周辺の壁が吹き飛んでいるほか、食堂では窓枠がはずれて落下するなど、衝撃の激しさがうかがえる。
AP通信などによると、ソマリア沖のアデン湾で2日にパナマ船籍の貨物船を乗っ取った海賊が3日、同船の船長を射殺した。ソマリア北部の自治政府プントランド当局者が明らかにした。 プントランド治安部隊が3日早朝、貨物船を急襲したが、海賊は投降を拒否し船長を射殺した。その後、治安部隊が同船を制圧、海賊7人を拘束した。 貨物船にはエジプト、パキスタン、バングラデシュ、ガーナ各国籍の計24人が乗っていた。(共同)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く