変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:戦時日本のカロリーメイト!?興亜建国パンは大豆のコクが活きた味だった > 個人サイト 海底クラブ これがポポー。5個で1000円だった。 見た目は紫色に熟す前のアケビのようである。 ポポーとはいかにも気の抜けた南国チックな名前だと思ったが、原産地は南国ではない。明治時代に北米から日本に持ち込まれて、以来各地でほそぼそと栽培が続けられているらしい。 箱に貼られた注意書きには「ポポーは食べ頃になると独特の強い芳香を放ち始めます。この香りが十分に出ていて、軽く押さえた時に少し弾力を持って凹む位になれば食べ頃です」 とあった。 なるほど、柔らかくなるまでほっておけばいいのだな。 黒くなっちゃった。 ほっておいてもよいとなると、ついほっておき過ぎてしまうものだ。 はじめの