愛知県豊田市で起きた大規模な取水トラブルでは、工業用水が通常の3割ほどの量で利用できるようになったものの、農業用水は停止したままで、21日もポンプの設置作業が続いています。愛知県は引き続き、水を確保する必要があるとして企業に対して節水を呼びかけています。 愛知県豊田市の「明治用水」で起きた大規模な取水トラブルでは、東海農政局がポンプを設置して川から水をくみ上げる応急措置を取っています。 工業用水については通常の3割ほどの量で利用できるようになった一方で、農業用水は依然として供給が停止していて、現場では21日もポンプの設置作業が続けられています。 東海農政局は今月中をめどにポンプの台数を110台までに増やして、水をくみ上げる能力を強化したいとしています。 田植えの時期を迎えた農家などへの影響が広がっているため、愛知県は、農業用水の供給をいち早く再開させるため水を確保する必要があるとして、工業