赤ちゃんポストに入っていた瞬間のことは、よく覚えていない。ただ、「扉のようなもの」の映像が、ぼんやりと頭に残っているだけだ。 【写真】突然判明した航一さんの実母の素顔
赤ちゃんポストを運用している熊本市の慈恵病院で相談員のみに身元を明かし病院で匿名で出産できる「内密出産」が行われた可能性があることがわかった。 国内初のケースとみられる。 慈恵病院は3年前、危険な孤立出産を減らすため相談員1人だけに身元を明かし匿名で出産ができる内密出産を導入した。 関係者によると今回、内密出産の可能性があるのは、西日本に住む10代の女性で名前や住所など個人情報を明かさないまま12月、仮名で出産したという。 その後、病院は赤ちゃんのために産みの親の情報を残してほしいと説得を続け、女性は病院の相談員1人だけに名前などの個人情報を明かした。 身元が確認できる書類は病院が保管し、子どもが一定の年齢になれば閲覧することができる。 一方、病院は母親と連絡を取り続け、赤ちゃんをどうするのか今後の選択肢を一緒に考えていくとしている。 ドイツで法制化されている内密出産は日本では前例がなく国
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
新型コロナウイルスの感染防止で、長期間登校を禁止している学校は多い。その影響か、中学生や高校生の「妊娠相談」が例年より増えている。「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の運営で知られる熊本・慈恵病院は先日、4月だけで全国から75件の相談があったと発表した。心細く不安な思いの子たちから、どんな相談が寄せられたのか。同病院の新生児相談室室長・蓮田真琴さん(42)に話を聞いた。(ノンフィクションライター・三宅玲子/Yahoo!ニュース 特集編集部) ──慈恵病院では24時間の電話相談「SOS赤ちゃんとお母さんの妊娠相談」を行っています。4月の相談件数は592件、そのうち中高生からの相談が75件、13パーセントとのこと。昨年4月の58件(単月総数515件)に比べて17件増えています。どう見ますか。 私たちは「多い」と感じます。毎年6000件ほどの電話相談があるうち、中高生の割合は10パーセント
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
生みの親が育てられない赤ちゃんを、人知れず、安全に手放すための「こうのとりのゆりかご」。「赤ちゃんポスト」の別名でも知られる、熊本市・慈恵病院の小さな扉には、9年間で125人の赤ちゃんが託された。誰でも匿名で赤ちゃんを預けられる「ゆりかご」には賛否両論ある。しかし、「ゆりかご」があったからこそ救われた赤ちゃんたちもいる。(ノンフィクションライター・三宅玲子/Yahoo!ニュース編集部) 鉄の門扉は、赤ちゃんを抱いた女性が手を使わずに身体で押し開けられるようになっていた。門の内側に入ると、ゆるやかな上りの傾斜の小径が奥へと続く。大人の足で54歩。その距離は15メートルほどだが、赤ちゃんを抱いてこの小径をたどる女性にとって、そのたった15メートルは、長く、遠い。
親が育てられない新生児を匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を、神戸市の助産院に設置する計画があることが9日、分かった。実現すれば全国2例目。関西での設置を目指すNPO法人「こうのとりのゆりかごin関西」(大阪府箕面市)が明らかにした。 設置予定の「マナ助産院」 関係者によると、設置を予定するのは神戸市北区の「マナ助産院」で、時期は未定。年間70件程度の出産を扱うが、医師は常駐していない。神戸市は、助産院でのゆりかご設置は認めないとの判断を示しているといい、同法人は嘱託医師の確保や、医療面の支援体制の整備を目指している。 ゆりかごはドイツなどの取り組みをモデルに、熊本市の慈恵病院が2007年5月、全国で初めて運用開始。顔を見られることなく保育器に赤ちゃんを寝かせて立ち去れる仕組み。望まない妊娠をした女性が、追い詰められて子どもの命を奪ったり、置き去りにしたりするのを防
実親が育てられない子どもを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を関西で設立しようとしている市民団体が9日、神戸市内の助産院に設置する計画を発表した。実現すれば、熊本市の病院に続き全国で2例目。これに対し神戸市は、助産院には医師がいないため、「医師でなければ医業をしてはいけない」とする医師法に抵触する可能性を指摘。慎重に進めるよう求めている。 団体は関西の医師らでつくる「こうのとりのゆりかごin関西」。計画によると、赤ちゃんポストは神戸市北区の「マナ助産院」(永原郁子院長)の敷地内につくる予定。窓口の内側に保育器を設置し、赤ちゃんが置かれるとブザーが鳴って看護師らがすぐに駆けつける仕組み。今年中の開設を目指しているという。 「in関西」理事長の人見滋樹・京都大名誉教授(80)は「新生児の蘇生技術も身につけたベテラン助産師が対応にあたる。嘱託医と契約できれば、問題ない」と話し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く