【ソウル共同】韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題を巡り、韓国国防省報道官は3日の定例記者会見で、日本の主張の問題点を指摘し、韓国側の立場の正当性を訴える動画を作成し、近く公開すると明らかにした。日本が当時の映像を公開したことへの対抗措置。ただ駆逐艦が撮影した哨戒機の姿などは、動画に含まれないという。 動画が公開されれば、日本の反発は必至。昨年12月20日の発生から2週間となるが、問題沈静化の兆しは見えない。 国防省は遭難した北朝鮮船舶を捜索していただけで、火器管制レーダーを照射していないと説明している。