新連載「運用管理者のための知恵袋」では、運用管理担当者の日常業務に関するヒントやアドバイスを提供していく。第1回は社内での立ち回り方について。 システムの運用管理担当者は、ITに関することなら何でも対応することが求められる「何でも屋さん」である。「多忙な割にはイマイチ社内からの評価が良くないんだよなぁ」と嘆くことも多いと思う。そこで今回は、システムの運用管理担当者の社内での立ち回り方を考えてみたい。 システム運用管理担当者は縁の下の力持ち システム運用管理担当者の仕事は、業務部門ユーザー(従業員)に対して快適なITサービスを提供し、業務に役立ててもらうことである。 IT部門に所属していると、どうしてもシステム自体に目が向きがちであるが、システムの構築や運用は単なる手段であり、本来の目的ではない。システム運用管理担当者は、常に従業員満足度の向上を目標に置かねばならない。 いまさらいうまでもな