「カレーを皿でまぜて食う奴とは断じて友達になれぬ」と思ってたら、よりによってカレーを混ぜて食う奴が夫になった。 結婚前には混ぜてなかった気がするのだが、ある日気づいたら夫はカレーを混ぜていた。家庭内文化摩擦のはじまりである。 これは我が家の食卓における文化摩擦と、その後三年にわたり生じた文化触変現象についての考察である。 つまり、カレーをまぜる人間vs混ぜない人間の仁義なき戦いの歴史。 「家庭内こそ異文化交流と摩擦の場」結婚してまる三年たつ中で大小さまざまな異文化を感じたが、我が家で最たる文化衝突が生じたのが「カレーを混ぜるか、混ぜないか」であった。 おりしも、私が大学時代に入ってたゼミは「人と文化の国際移動」というテーマ。国際化に伴う人や物流の移動にともなう、文化の交流や摩擦、変化について学んだため、異文化摩擦についての多少の理解がある・・・つもりだが相当怪しい。知識は怪しいが、文化触変
![夫vs妻 家庭内における文化摩擦と文化触変 ーカレーを混ぜるか、混ぜないか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/11d3ca3a5bcb003ef658455e58d9b9cec9741734/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Ffarm5.static.flickr.com%2F4025%2F4465761841_2f0e945183_m.jpg)