ロックバンド・キャロルの元メンバー、ジョニー大倉が11月19日に肺炎のため亡くなった。彼の名前は、ジャパニーズ・ロック成熟への種をまいたミュージシャンの1人として残っていくであろう。しかし、若い方にとっての彼はタレントや俳優業のイメージが強く、また多くの音楽ファンにとっても、ミュージシャンとしてのイメージはあくまでも“矢沢永吉とキャロルを組んでいた人”ではないだろうか。今回の記事では、ジョニー大倉が地道に残した音楽的功績についてお伝えしたい。 ジョニー大倉ソロデビュー40周年記念スペシャルBOXセット『JOHNNY ROCK’N'ROLL』(12月24日発売)の充実した内容を見るまでもなく、彼の音楽活動歴はキャロル解散後の方がはるかに長い。その間に作られたオリジナル楽曲の多くは、甘いアメリカン・ポップス調のメロディに、英語と日本語が混在する独特の歌詞を乗せたものだ。このBOXセットで初CD
【台北=田中靖人】台湾の統一地方選は29日に投開票され、与党の中国国民党は6つの直轄市のうち地盤だった台北、台中など5市の市長選で敗北した。他の県・市でも落選が相次ぎ、歴史的な大敗となった。馬英九政権に対する批判が噴出した形で、馬氏の権力基盤の弱体化は必至。2016年の総統選で政権交代の可能性が出てきた。 敗北の責任を取り、江宜樺行政院長(首相に相当)が29日夜、辞任した。馬総統も支持者に謝罪した。 台北市長選では、連戦国民党名誉主席(78)の長男で新人の連勝文氏(44)が、「私個人の責任だ」と支持者に謝罪した。特権階級の世襲だと批判され、基礎票を固めきれなかった。 当選した無所属の新人で外科医の柯文哲氏(55)は、中台関係をめぐる国民党と野党、民主進歩党による「イデオロギー対立の壁を倒した」と勝利宣言した。
11月29日、台湾で統一地方選挙(「九合一」選挙、行政院直轄市長選など9種類の選挙が行われるためこう呼ばれる)が実施される。2016年に行われる総統選挙、ひいては東アジア情勢の趨勢にも大きな影響を及ぼす重要な選挙である。無論、中国はこの選挙に注目している。 台湾では、地域による支持政党の特徴が明確で、北部は基本的に国民党の、南部は民進党の支持基盤となっている。今回の統一地方選では、馬英九政権2期目に対する民衆の審判を仰ぐことになるが、与党である国民党に逆風が吹いており、野党が票を伸ばすと予測されている。馬英九が政権を取ってから6年が経ち、支持が下がってくるのは常のことだが、馬英九個人の支持率が低迷していることに加え、中台関係に生じている摩擦が、国民党をさらに不利な状況へ追いやっている。 国民党の地盤であり要衝である台北市においても、国民党候補の連勝文の苦戦が予想されている。連戦・元副総統の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く