ミス・カナダを入国拒否=人権批判、「法輪功」問題視か−中国当局 中国・海南島で12月に開催予定のミス・ワールド世界大会を前に、ミス・カナダに選ばれた中国出身の女優アナスタシア・リンさん(25)が中国から入国を拒否されている。米議会での中国の人権批判や法輪功とのつながりが問題視されているとみられ、リンさんは「黙らせるためにビザを発給しない。長年続く問題だ」と批判している。 〔写真特集〕ミス・ワールド2015日本大会 米紙ロサンゼルス・タイムズなどによると、リンさんは13歳でカナダのトロントに移住。今年5月にミス・カナダに選ばれた。7月には米議会の公聴会に呼ばれ、「信念を持ったがために中国で処刑された人々のために話したい」と発言した。 各国参加者は既に入国に必要な書類を入手。だが、リンさんだけ書類が手に入らず、「当局の単なるミスでは絶対ない」と訴えた。中国外務省の洪磊・副報道局長は11日、