米軍主導の空爆で煙が立ち上るイラクの首都バグダッド(Baghdad)市内の大統領府(左、2003年3月21日撮影)と、同市内のホテル・パレスチナ(Hotel Palestine)屋上から見たフィルドス広場(Firdos Square)の夜景(2013年3月9日撮影)。(c)AFP/PATRICK BAZ 【3月19日 AFP】米軍主導のイラク進攻から10年が経過したが、同国内では何年も止まない暴力と現在の政治階級に対する侮蔑が、多国籍軍によって打倒された故サダム・フセイン(Saddam Hussein)大統領への郷愁を煽っている。 首都バグダッド(Baghdad)ではフセイン元大統領や旧フセイン政権とのつながりは非難され、政治家らに汚名を着せる口実とされているが、バグダッド北方の元大統領の地元ティクリート(Tikrit)では違う。 ■止まぬ抗争、進まぬ復興 無数の国民の殺害を指示したフセイ