東京大学とベネッセコーポレーションは30日、米アップルの新端末「iPad」(アイパッド)と簡易型ブログ「ツイッター」を使って、大学生、社会人が高校生のキャリア学習を支援するプログラム「Socla」(ソクラ)の実証実験を始めると発表した。8月2日から、約20人の高校生が参加し、大学と高校の授業の違いや、大学の学部と就職する職種の関係などを調べて発表する。 実験は、8月2日~13日の「一般プログラム」、16日~21日「特別プログラム」の2回行われる。一般プログラムでは、高校生がグループに分かれて大学生、社会人とツイッターで随時、議論をしながら、それぞれが自分の進路について考える。大学生、社会人は学習に必要なネット上の資料を提示したり、発表資料の作成についてアドバイスする。特別プログラムは、参加者から希望者を募り、協力者の会社社長、大学教授らの「かばん持ち」を体験し、報告書を作成する。2回とも最