消費者庁が本日11月24日、トランス脂肪酸についての表示義務付けについて検討をはじめた。 トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし心臓疾患のリスクを高めるとされており、福島瑞穂消費者行政担当相が記者会見で明らかにした。 ★トランス脂肪酸★ 共役型二重結合が無く、少なくとも一つのメチレン基(-CH2-)によって離されたトランス型の炭素-炭素二重結合がある不飽和脂肪酸の全ての幾何異性体。トランス脂肪酸は、天然の植物油にはほとんど含まれないが、水素を添加して硬化するマーガリンやショートニングでは製造過程で発生する。 トランス脂肪酸の摂取については、平均的食生活を営む日本人ではほぼ心配ないが、トランス脂肪酸を含む食用油を使ったスナック菓子や揚げ物を大量に食べるとリスクがあり、注意を促す必要がある。 今年2009年8月28日には、健康増進法施行規則の一部改正が厚生労働省令第137号として出されて