インターネット広告の標準策定団体であるInteractive Advertising Bureau(IAB)と米PricewaterhouseCoopers(PwC)は米国時間2009年10月5日,米国オンライン広告市場に関する調査結果を発表した。それによると,2009年上半期の売上高は約109億ドルで,2008年上半期と比べ5.3%減少した。 広告形態別の売上高を見ると,最大分野である検索広告は51億4800万ドルで前年上半期をわずかに上回った。市場全体に占める割合は47%だった。バナー,リッチ・メディア,デジタル・ビデオなどを含めたディスプレイ関連広告は合計37億5900万ドル(シェアは34%)で前年上半期と比べ1.1%減少した。しかしデジタル・ビデオのみに限ってみれば,38%成長している。 クラシファイド(求人や不動産などの案内)広告の売上高は11億1600万ドル(シェアは10%),