来年の今ごろには「Webはログインしてから使うもの」という感覚がWebユーザーに広く根付いているかもしれない。 SNSやTwitter、Googleサービスなどを日常的に使っている人ならば、Webブラウザを利用しているときに何かしらのオンラインサービスにログインした状態でいる時間の方が長いのではないだろうか。たとえばGoogleアカウントにログインした状態でGoogleの検索サービスを使えば、ロケーションや友だち関係などを反映した、より自分に関連した結果も引き出せる。MozillaのAza Raskin氏(MacintoshプロジェクトのJef Raskin氏の息子さん)は、「アイデンティティは、これからの5年を象徴するようなテーマの1つになる」と予測している。 MozillaのAza Raskin氏 問題はWebにアイデンティティを反映させる方法だ。ここ2年ほどの間にFacebookの「