Twitterで呟いたことをまとめて記事にしてみる。 最近、でもないけれど、ここ数年、よく見かけるライトノベル批判として、「内容がマンネリ化している」「どれを読んでも同じように感じる」というものがある。 ぼくはそれは必ずしも事実ではないと思っているけれど、一方で、一部の突出した作品を除けば、たしかに内容がワンパターン化しつつある、とも思う。もしそうだとしたら、それは『ベストセラー・ライトノベルのしくみ』で言うところの「需要に応えた」結果なのだろう。 ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略 作者: 飯田一史出版社/メーカー: 青土社発売日: 2012/04/10メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 120回この商品を含むブログ (32件) を見る 『ベストセラー・ライトノベルのしくみ』では、ライトノベルとほかの文芸ジャンルの落差として、ライトノベルが常に需要に応